キャリアアンカー診断をやってみよう
ただ毎日、淡々と仕事をし続けても何もやりがいを感じることはできません。
自分自身が何に価値を見出して仕事をしているのかをしっかり理解することで毎日の仕事の捉え方も変わってきます。
とはいえ何に価値を求めているのか分からないという人もいるでしょう。
そんな時はキャリアアンカー診断をやってみる方法があります。
ネットで簡単な問いに応えるだけなのでぜひやってみると良いでしょう。
転職において重視すべきキャリアアンカー
キャリアアンカーとは、仕事を通してキャリアを形成していく上で、その人個人の価値観や能力といったものをアンカー(錨:いかり)に例えた言葉です。
働く人のキャリアを決定するための、大切な要素です。
キャリアアンカーは、いったん形成されると生活環境に変化があったとしても揺らがないものとされています。
キャリアアンカーは、全部で8つに分けることができます。
まず、1つは経営者を含む役員、部長などの管理職を目指すタイプです。
出世したいというキャリア志向の人に多く見られます。
2つめは専門職を目指すタイプで、システムエンジニアや技術職など専門の知識を深めてキャリアを築く傾向があります。
3つめは公務員を代表に、安定した仕事を目指すタイプが挙げられます。
続いて4つめはカメラマンや画家、デザイナーなどの芸術系クリエイターを目指すタイプです。
5つめは学業の延長のように、研究に没頭する研究職を目指すタイプが含まれます。
6つめは医者や看護師、介護職などの医療・福祉分野を目指すタイプです。
社会に貢献したいという思いを持っている人に多く見られます。
7つめは、肉体労働を含む困難な仕事にあえて飛び込むタイプで、人がやっていないことにあえてチャレンジしたいという人もいます。
そして女性に多い傾向がある、8つめの仕事よりも生活、家庭を重視するタイプです。
時間内で終わらせることができる仕事を選ぶタイプの人がいます。
この8つの分類については、その人個人が今後どのように働きたいかという根幹の部分を知ることができます。
そのため、転職を考えるときは自分がどのタイプであるかを重視するべきだといえます。
キャリアアンカーの詳細は〈http://values-cherish.com〉の内容も参考にできます。